エッセイ対策

2010年5月9日日曜日

<ブレーンストーミングの練習>
とりあえずGraduate Admissions Essays: Write Your Way into the Graduate School of Your Choiceを見ながらブレーンストーミングの練習しました。
この本には、ブレーンストーミングのお題だけではなく、コツやアドバイスなども書いています。
例えば、少なくとも一つのトピックについて半ページは書け、とか、誰もこのメモを見ることはないのだから、見栄を張ることはない、自分の本心を書け、とか。
これはエッセイ用に頭を柔らかくするのに結構重要です。
そんなに時間のかかるものでもないのでちゃちゃっとやっちゃった方がいいと思います。

<エッセイ書きの準備のためのブレーンストーミング>
まず、志望校のエッセイのお題たちを集めます。
そのうちのいくつかは、エッセイのお題達で紹介したように、ただ、「エッセイを書け」としか書いていない場合もあるので、そういうのはとりあえず横に置いておき、
細かくいろいろ指示しているものに注目しました。
例えば私の場合は、Chemistryの2校目がかなり細かく指示されていると思ったので、それをまず、エレメントごとに分割し、それぞれのエレメントについてブレーンストーミングをしました。
例えば、

1つ目
Write an Academic Statement of Purpose to indicate your reasons for pursuing this particular degree and program and to address how you feel your academic preparation applies. Please also include a section regarding your career aspirations. This application requirement has a 500 word maximum, but one page may be sufficient.

2つ目

Please tell us more about your background and plans. Write an essay that discusses the following topics and/or those that are relevant to you. (Essays assist program staff in making decisions about admissions and funding.) List any honors, awards, scholarships, or fellowships you have held; describe your foreign language training or proficiency; list any minor fields of study you have undertaken; describe any other experience you have had that might be relevant to your graduate work - teaching, research, professional or work experience, military service, etc.; discuss your career plans and goals, any specialization within the field that interests you, and your reasons for wishing to undertake graduate study in your field at ○○大学。

という具合でしたので、
1)Academic Statement of Purpose to indicate your reasons for pursuing this particular degree
2)and program
3)and to address how you feel your academic preparation applies.
4)career aspirations.
5)Please tell us more about your background
6)and plans.
7)List any honors, awards, scholarships, or fellowships
8)describe your foreign language training or proficiency
9)list any minor fields of study
10)describe any other experience you have had that might be relevant to your graduate work - teaching, research, professional or work experience, military service, etc.
11)discuss your career plans and goals
12)any specialization within the field that interests you
13)and your reasons for wishing to undertake graduate study in your field at ○○大学。

という感じで、13項目に分けました。
このうち、被っているトピックがいくつかありました。
他の学校でも、複数のエッセイを求めていながら、それらの複数のエッセイのうちで求めているものが被っていることはありました。
その場合、片方はサラッと書き、片方に詳しく書く、という感じでやりました。
あと、あまり堅く考えすぎない方がいいかもしれません。
私は日本で奨学金を受けたことはありませんが、大学主催の語学留学プログラムで1ヵ月アメリカに行きました。その時費用はほとんど大学側が払ったので、上記の7)に含めアピールしました。
また、学部生時代、部活動としてオーケストラで活動していましたので、副科は取っていませんでしたがオーケストラでこれだけ頑張りました、というのを9)に含めアピールしました。
(パートリーダーとしてチェロパートをまとめた、とか、運営役員として部活の中心として引っ張っていったとか)

<エッセイ第一稿作成>
上記でブレーンストーミングをした内容を文章にまとめる作業です。
別にお題目に出てきた順番通りにエレメントを並べなければならないというルールはないので、自分のブレーンストーミングのメモを見ながら、なるべくわかりやすく一つの流れになるようにエッセイをまとめました。
上記に挙げたものほど細かく指示してあるものについて最初の第一稿として書くと、その後他の大学院が求めているものの大半がカバーできます。
なので、それをテンプレ的に用いて後は各大学特に求めているものをつけたし、研究計画について大学にいる教授に合わせて書き直し、いらないものを省き、出来上がったものの流れを、パラグラフを入れ替えたりして整え、という程度で大体大丈夫だと思います。
なので、最初の第一稿は結構重要だと思っておくべきですね。

<人に見てもらう>
第一稿の後、自分で何度か手直しし、その後は人に見てもらった方がいいです。
私は、
1)アメリカ人の英語の先生(文系)
2)同じ学科の友達でESS元部長
3)アメリカの某超有名工科大学大学院生の日本人の先輩(学科は違うけど工学部)
に見てもらいました。
やはりいくら英語が得意でもネイティブ・ノンネイティブの違いはありますので、ネイティブに見てもらうというのは重要ですし、
研究計画やキャリアプランなども書く以上、同じ学科の友達に見てもらうというのも必要だと思いましたし、
実際にアメリカの理系大学院に応募し合格したことのある先輩に見てもらうというのもかなり重要だと思いました。
そこでいろいろと意見を言ってもらい、3)の先輩にはカッコイイ英語表現なるものもいろいろ伝授して頂き、
「自分的最終稿」を作り上げて行きました。

<プロに見てもらう>
これは人によると思います。
お金があればプロに見てもらった方が安心な方は、EssayEdgeなどに見てもらってもいいと思います。
EssayEdgeは理学部、工学部など、学部も選べますし、丁寧に細かく添削してもらえて、評判もいいです。
(尚、ビジネススクール・ロースクール・メディカルスクール用のエッセイ添削もしているようです)

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