GRE General Analytical Writingセクション対策

2010年5月3日月曜日

このセクションは6.0点満点です。
2問あるのですが、それぞれを6.0点満点で2人の採点者が採点し、平均して点数を出すそうです。
Analytical Writingが導入されてからまだ年数が浅い(VerbalやQuantitativeに比べて)ので、まだそこまで重視されていないらしいです。
それでも、3.5くらいは取れるといいと思います。
私は1回目は3.5、2回目は4.0でした。

問題の種類は以下の2つです:
1問目 Issue task:一文くらいの長さの文を読み、それについて考えること(大抵の場合、賛成か反対かの立場に立って)を議論する。
例としては、
Present your perspective on the issue below, using relevant reasons and/or examples to support your views.
"Important truths begin as outrageous, or at least uncomfortable, attacks upon the accepted wisdom of the time."
という感じになります。
賛成派反対派に分かれて議論するタイプのディベートに慣れている人には簡単でしょう。
それでも、そういうディベートをしたことのない人でも、練習すれば大丈夫です。
なお、1問目は2つ問題があるうちの一つから選んで答えます。

2問目 Argument task:5行程度の文を読み、その文の論理が通っているかどうかについて議論する(大抵は3つ4つ議論に穴があるので、それを見つけて指摘し、「自分ならこうする」と、改善の方法について議論する)。
例としては、
Discuss how well reasoned you find this argument.
"A recent study shows that people living on the continent of North America suffer 9 times more chronic fatigue and 31 times more chronic depression than do people living on the continent of Asia. Interestingly, Asians, on average, eat 20 grams of soy per day, whereas North Americans eat virtually none. It turns out that soy contains phytochemicals called isoflavones, which have been found to possess disease–preventing properties. Thus, North Americans should consider eating soy on a regular basis as a way of preventing fatigue and depression."
という感じです。
これも、議論の穴の開き方というのがETSの場合パターンが決まっているので、それさえ押さえればOKです。
2問目は、1問しか出題されないので選択の余地はありません。

対策方法としては、
①ref. 1の本に、1問目の議論の仕方、2問目の議論の穴の見つけ方などについてわかりやすく説明してあるので、それを押さえる。

②同じくref. 1の本に、ライティングの文章の組み立て方についてわかりやすく説明してあるので、それを押さえる。

③ETSの公式HPに既に問題が発表されているので、そのうちのいくつかを用いて、①②で勉強したことを踏まえて練習してみる。
Issue task
Argument task

④ETSから出ている公式練習用ソフトウェアScoreItNow!を使って練習する。
これは一回13ドルですが、1問目と2問目がセットになっていて(つまり試験一回分)、自分が書いたライティングの作文をコンピューターがその場で採点してくれるというソフトです。
ソフトとは言っても普通にネット上で購入してその場で使えます。
私は1回目の試験の前にScoreItNow!で3.5が出て、試験本番でも3.5で、
2回目の試験の前にScoreItNow!で3.5が出て、よく復習して試験本番では4.0でした。
細かくスペリングや文法の間違いなども指摘してくれるし、3.5点程度相当の模範解答はこんな感じ、4.0点程度相当の模範解答はこんな感じ、という風に0.5点刻みでの模範解答も全て提示してくれるので、すごく納得できます。(6.0点満点相当の模範解答は文学的過ぎてあまり参考にはなりません(笑))
これは、自分の今の位置を知るためにも試験前に一度はやっておいた方が良いと思います。
試験本番のスコアは5年間残りますから、ScoreItNow!で点数があまり酷ければキャンセルして練習してちゃんとするまで待つ、という手も使えるわけです。

ref. 1
アゴスジャパン 著
アゴス・ジャパン改装版 大学院留学GREテスト学習法と解法テクニック

ref. GRE公式HP

ここにはトップやアーカイブページで省略される(記事単独ページでだけ表示される)文章を書きます。

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