GRE General Quantitativeセクション対策

2010年5月3日月曜日

このセクションは特に対策する必要はないと思います。
このセクションは800点満点です。
「数学」ではなく、完全に「算数」です…中学受験の時の方がGREよりよっぽど難しい算数の問題が出ました。本当。
どのくらい簡単かというと、

A: (-6)^4 (-6の4乗)と B: (-6)^5 (-6の5乗)について、以下から選びなさい。
1. Aの方がBよりも大きい
2. Bの方がAよりも大きい
3. AとBは同じ大きさ
4. 与えられた情報ではAとBのどちらが大きいかは判断できない

というような問題が大真面目な顔して出るのです!これ、冗談じゃなくて本当の話。

なので、私がやったことはref. 1の本で問題の種類とコツ(というか特徴)をざっと読み、Quantitativeセクションについての章の最後についている「GRE Quantitativeでよく出る単語」を頭に入れたくらいです。
(単語というのは全然難しい単語ではないし、量も少ないのですが、知らないと問題の意味がわからない、という残念なことになるので、大した労力ではないのでそれは押さえておいた方が良いと思います)
余裕があれば、ETSから送られてくる模擬試験DVDで1回分練習するくらいで充分でしょう。

ただし、要注意なのは、GRE GeneralはVerbalもQuantitativeも問題数が多い割に時間が短いということです。
模擬試験で時間配分が難しいと感じた場合は、何度か模擬試験を練習してみる必要があるでしょう。
ちなみに、留学生、特にアジアからの留学生はVerbalには弱いがQuantitativeには強い、というのが当たり前で、800点満点中800点満点で当然、という扱いを受けます。
(私は1回目が790点、2回目が800点でした)
なのでつまらないケアレスミスに注意しましょう。

Quantitativeの問題は、以下の3種類です。
Quantitative Comparison
数式や、図や、文章を見せられ、その中でAとBという数値があります。
図だったら、三角形の角の角度とか。

AとBの数値の関係について、以下の4つから選びなさい。
1. Aの方がBよりも大きい
2. Bの方がAよりも大きい
3. AとBは同じ大きさ
4. 与えられた情報ではAとBのどちらが大きいかは判断できない

という問題です。例としては、上記に挙げたような問題があります。

Problem Solving
ごくごく短い文章題のようなもので、その中の問われた値を5つの選択肢から選びます。
例としては、
If 3x - 2 = 7, then 4x =
1. 3
2. 5
3. 20/3
4. 9
5. 12

などがあります。答えは5ですね。

Data Interpretation
与えられた表やグラフについて、2~5問程度の問題があります。
ちょっと長いので例題は省きますが、①や②と同じ程度のレベルの問題です。

繰り返しになりますが、問題のレベルは非常に簡単ですが、問題数がやっぱりかなり多いです。
なので、時間配分がちゃんとできるように、ということと、日常会話や普通の本ではなかなか出てこない、数学特有の英単語だけ頭に入れておくこと、だけちゃんとすれば800点はすぐ取れると思います。
あまりないですが、「verbalとquantitative合わせて1200点以上」などの要求の仕方をする大学院も、私が出願した中にはあったので、quantitativeだけでもしっかりアピールできるように、取りこぼしがないようにした方がいいと思います。

ref. 1
アゴスジャパン 著
アゴス・ジャパン改装版 大学院留学GREテスト学習法と解法テクニック

ref. GRE公式HP

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